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国チビ 決勝トーナメント 決勝 [地域チーム NKC]

一昨日の寒い晴れた日曜日、横浜市少年サッカー大会秋季大会(第40回横浜国際チビッコサッカー大会)1,2年生部門(SLクラス)の決勝が開催された。

ウチのチームがこの大会の1,2年生部門で決勝まで進んだのは12年振り。優勝すれば27年振りの快挙となる。
しかもこの日は隣の三ツ沢競技場でL(5,6年)も決勝戦が行われるため、チーム関係者、保護者、惜しくもベスト8で敗れてしまったLL(3,4年)の選手等、今までにない大応援団の声援の元、決勝戦は行われた。

この大会ここまで10連勝、予選含め一度も負けていない。10試合で総得点56、総失点8。しかし対戦相手も超強豪。この大会でここ3年の戦績は2位・4位・優勝と4年連続でベスト4入りを果たしている。

それでも準々決勝・準決勝のようなゲームが出来れば充分勝機はあると感じていた。
そしてキックオフ。
相手の出足もさほど早くない。しかしこちらの動きはもっと悪い。まるで糊のピッチを走っているよう、見るからに緊張しているのが伝わってくる。
どちらもチャンスを作れない中、1本目の中頃にゴール前の混戦から1点奪われてしまう。
これで相手は少し余裕がでてきたのか徐々に動きが良くなってくるが、逆にウチはますます堅くなりハーフ3人が下がり気味なってしまい、中盤が機能しなくなってきてしまった。

2本目にも1点奪われ、3本目には準々決勝から不調のトップをセンターバックに下げ、センターバックを右ハーフに、右ハーフのK人をトップに変更。それでも修正できずにまた失点。

結局0-3で力尽きました。完敗です。
試合後に号泣する子供達・・・
大きな大会での初の決勝の舞台で、実力が全く出せなかった。
思うようなプレーが全然出来なかった。
そりゃ悔しいよね。

ボクだって見に来てくれた大勢の応援団に、この子達のもっともっとスペクタルでワクワクする“これがSL?”と言われたゲームを見せたかった。
今までこんなゲームが出来るようになるまで頑張ってきた証を見てもらいたかった。
8歳の子供達の努力を受け止めてほしかった。
残念ながら叶いませんでした。

表彰式後に監督と2人で話した際に、監督が言った。
「優勝できなかったのはボクの責任だな」
ボクはムッとして間髪入れずに尋ねた。
「じゃあ準優勝出来たのは誰のお陰ですか?監督がいなければ絶対にここまで来れなかったでしょ?」
この時に涙が溢れた・・・

でも本当にここまでよく頑張ってくれたと思います。
今は子供達に感謝の気持ちで一杯です!

K人はシュートらしいシュートも撃てず、得点をあげることは出来ませんでした。
ただレフティーの親友は左ハーフ、同じエリアで何度もマッチアップしましたがノーファールで仕事をさせませんでした。
まあ、K人も仕事させてもらえなかったんですが^^;


その後は、隣の競技場に移り6年生の応援に。
横浜FCがホームにするこの競技場で、Jと同じフルサイズで大人用ゴール、電光掲示板まで使用しての設備の中、相手はYFM!
神奈川の王者と言っても過言でないこのJ系チームに、素晴らしいゲームをしてくれました。
スコアレスドローのまま、5分ずつのエクストラタイム。
延長後半残り1分ぐらいに右から駆け上がってペナの手前辺りから放ったシュートは惜しくもポスト・・・
結局PKまでもつれ、4人目がこれまたポストに嫌われてしまった。
相手はきっちり5人とも決めて試合終了。

こちらも準優勝となってしまったが、泣き崩れる選手達にスタンドから惜しみない拍手が送られた。
いや〜感動した!


3ヶ月に及ぶ秋の市大会はこれで終わりました。
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国チビ 決勝トーナメント 準決勝 [地域チーム NKC]

一昨昨日のことですが暖かい小春日和の中、三ツ沢補助競技場で国チビ(市大会)の準決勝が行われた。
三ツ沢補助競技場と言えば聞こえは良いがやはり“補助”、芝生・雑草・黒土のデコボコグラウンド。

相手は超強豪クラブチーム「B」。今年の夏、6年生が“全国少年少女草サッカー大会”で優勝した神奈川の名門中の名門チーム。だって胸や袖に地域名を入れてるチームはだいたい「横浜」って入れているが、ここは「神奈川」だもん。じゃあウチは日の丸にしようかな?
ただ、今期2年生は練習試合とカップ戦で2回対戦しており1勝1敗。勝機は充分ある!

キックオフから強い当たりに怯まずシュートを撃たせない。ただこちらも決定機を作れないままの1本目終了間際、CKからの混戦で1点決められハーフタイム。

ハーフタイムに監督から修正箇所を指示され2本目へ。
2本目も一進一退の中、これまた終了間際に今度は右バックIの豪快なダイレクトシュートがポストに当たってゴール!
逆に良い時間に同点に追いつく。

3本目はますます当たりが強くなる中、K人がプレスのかかる前の右45゜ゴールまで20mくらいからミドルシュート。やや上がり気味になったシュートだが、それが功を奏してGKの頭を越え逆転弾!
更に司令塔のHがサイドネットに突き刺し2点差!

残り3分で2点差はアドバンテージだが、決して安心は出来ない。
そこはやはり「B」。またCKから1点を返されてしまった。

ハラハラしながらも残り1分をなんとか逃げ切り3-2で勝利!
決勝進出を果たしました!

こうブログを書いていて思うのは、やっぱり興奮が残っているうちに書かなきゃダメですね。なんか3日も経つと冷めてしまって・・・まあ、手放しには喜べない理由もあるっちゃあるんですが。

ところで以前エントリーした『すげーカップ戦』の中で、“この7チームの中から国チビのベスト4に2チームは入るでしょうね”と書いたが、なんと145チームの中から3チームが勝ち残りました。やっぱり“すげー”だったんだなぁ。

とりあえず、今週日曜にはとうとう決勝です!
対戦相手はK人の幼稚園時代からの親友がエースのチームです。
親同士も仲良く、試合会場で会うたびに「決勝で会おうね!」と話していたが、ついに現実となりました。

春から子供達が目指してきた夢があとちょっとで現実になろうとしています。
この子達には優勝するだけの能力と努力があると信じています!
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国チビ 決勝トーナメント 1・2日目 [地域チーム NKC]

この3連休は瞬く間に過ぎ去っていった想いです。

土曜日の午後練は、あすなろチームに無理を言って国チビ組だけで半面を使用して徹底的にフォーメーション練習に費やしました。

日曜日、決勝トーナメント1回戦(シードなので実質的には2回戦)の相手は同じ区内のチーム。
同じ区内のチームとは、区大会で年に2回は必ず当たります。前回は今年の5月、春の市大会で敗れた翌週にまだメンタルもボロボロの状態だった時に区リーグで対戦し0-1で負けています。チームにとっても、ボクやK人にとっても最悪の日でした。

そのリベンジをしなくてはいけない。選手もスタッフもその想いで一杯です!
試合が始まるとトップのTが絶好調!撃つシュートがことごとく決まり、ひとりで5点をたたき出し、9-2の圧勝!雪辱を3倍返しにすることができた。

さてK人はというと、全く機能せず・・・撃ったシュートはペナ5m前くらいの左からのフリーキックを決めた1本のみ・・・

確かにTが当たり日だったからボールも自然と集まる。
いろいろな試合を見てきて、その日のラッキーボーイというか“なぜか今日はココに来るな〜”という選手がいます。
チームとしてはそれで機能すれば問題ないのだが、それだけでなくこの日のK人は積極性がまったくない。ボールが来ないからといって声も出さない。試合中消えていました。

後日エントリーしますが、この日の午後には別件が入っていたのでゲーム内容の反省会は後回しにしました。


そして月曜日、場所をみなとみらいに変えて、ベスト8・4を懸けての2試合です。
朝、家を出る前にK人と少しだけ話しました。

昨日のような内容だったら、今日は絶対に勝てない
攻撃も守備も全力で走り切れ
お前が真剣に全力で戦えば必ず結果はついてくる

会場は案内の誤認で天然芝ではなく人工芝のピッチ、それでも素晴らしいコンディションです。ピッチは縦が歩測で約60m、2年にはやや広めです。
ベスト8を懸けた相手は富岡さん。
メトロの時のことも然り、正直やりにくい相手です。これだけ仲良くなっただけにできれば対戦したくないのが本音でしたが、仕方ありません。

1本目はお互い膠着状態。やや押し気味に進めても昨日のように決まりません。
2本目の終了間際にゴール前の混戦から1点先制。
3本目には広いピッチでだんだんとスペースが生まれ、ウチ寄りの流れに。右でドフリーのK人に出たパスをドリブルから左隅にきっちり決めて2点目。
2-0でベスト8に進出です!

K人は大声を出して呼んだこと、攻撃も守備もやったこと、決定機をしっかり決めたこと。昨日とは全然違うプレーをしていた。
しかし不要なファールを度々与え、富岡さんには申し訳ない想いが残ってしまった。

1試合空いてベスト4の対戦。
相手チームは昨年春・秋の市大会を連覇した強豪チーム。

開始と同時に、噂通りの早いプレスと個人技でのドリブルで仕掛けてくる。それに対抗してポジションは崩さずも2人3人とチェックに行って、1本目はドロー。
しかし、2本目に右サイドを突破されセンターバックが右に動き出したところに中へグラウンダーのパス。がら空きのゴール前でしっかり詰められ失点。
この大会、予選含め初めて先攻されてしまいました。
しかし2本目終了間際、昨日とほとんど同じ位置からのフリーキックをK人が綺麗に決めて同点!

3本目も一進一退の中、残り1分でもうPK戦を予感したころ、右サイドのハーフウェイを越えた当たりからのK人の長いアーリークロスにトップのTがどんぴしゃボレーを決めて、ベンチから思わず立ち上がったが副審を見るとフラッグアップ。惜しくもオフサイド・・・
(試合後に主審がTに“あれはゴールにしてあげたいぐらいキレイだった”と言われたらしい)

でも、でも、センターサークル辺りに飛んで来たオフサイドからのフリーキックを右に開いたK人へ。
まるで30秒前の再現を見ているように、そこから今度はゴールめがけてロングシュート!
上に伸ばしたGKの手をはじいて今度こそゴ〜〜〜ル!

歓喜も治まらない中でホイッスル!
やった!ベスト4進出!

勝った瞬間はベンチと反対サイドで応援していたお母さんたちはみんな号泣だったらしい。
当のK人もウルウル・・・^^;

ベンチに戻ったK人に「涙は優勝までとっておけ」と声をかけました。
この日は少ないチャンスをしっかり決めて、勝利に貢献できた。今日はK人が“当たり日”だったようです。

さあ、チームとして2年生では12年振りのベスト4進出を果たしましたが、まだまだここで止まっている訳にはいきません。
みんな泣くなんてまだ早いよ!ボクはまだ絶対に泣かないよ。だって次があるんだから!

次は今週末にあの「サックスブルー」です!
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気持ちをつなぐ [地域チーム NKC]

1ヶ月ぶりの更新です。アハ・・・

停滞していた市大会も今週末にドドーンと入ってきました。
嬉しいことは優勝までの残り5試合が全部芝のグラウンドなこと(一部雑草あり^^;)。
23日に勝てば24日のベスト8・ベスト4の2ゲームはマリノスタウンのBピッチ!
トップチームがいつも練習に使用しているピッチなんです。
最高の舞台でどんなプレーを見せてくれるか楽しみです。


さて、最近ことあるごとに子供達に伝えている想いがあります。

先日こんなことがありました。
練習のアップとして、毎回マーカーをバトンにしたリレーを取り入れている。
そのリレー中に2年生のレギュラーの子がマーカーを落として、結果そのチームは負けてしまった。

リレーも終わり、給水の時にその子に尋ねた。

「何がいけなかったか分かる?」
「バトン落としたこと?」
「そうだよ。バトンは頑張って走った仲間がつないだものだよね。だからみんなの一生懸命が詰まっているものを落としちゃいけないんだ。わかる?」
「うん…」

この子が二度とバトンは落とさないかどうかは分からないが、少なくとも“落としちゃいけないんだ”ということは感じてくれたはず。

こういうことも言っています。
センターリングを上げて中に詰める練習の際、上げる選手のドリブルが長くなると角度がなくなり、しっかり腰を回さないとセンターリングが中に上がらずゴールラインを割ってしまう。そんな時に
「○○がセンターリングを上げてくれるのを信じて中へ走り込んで来てるんだよね。○○を信じてくれる気持ちを裏切っちゃダメだよね?」

FWがシュートを安易に外した時も
「□□のところにボールが来るまでには、GKがセーブしてパスやドリブルがつながって来たんだよね。だからしっかり決めよう!」

どれも難しいことを言っているのは承知しています。決して厳しい口調で言っているのでもない。

ただサッカーはチームプレー。ボールを繋げるということは気持ちを繋げること。人を信頼し、人の気持ちや苦労を理解する。これはサッカーのスキルより、ボクが子供達に教えたいことのひとつです。

サッカーを通じてこの年代でこのことをもし理解してくれたなら、そうそう悪い大人にはならないと信じています。

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たこ焼き、お好み焼き そして焼きそば [生活全般]

別に縁日に行ったのではありません。

今朝から娘が日光へ出掛けて行った。
そう、修学旅行です。ボクらの頃から横浜の子の定番は今も変わっていない。
朝6時に家を出たが、前夜2時までチームスタッフと飲んでいたボクは当然まだベットの中・・・
でも、出掛ける時にボクの部屋に起こしに来て「行ってくるね」「うん、気をつけて楽しんでおいで!」
ダメ親は娘に救われました(汗)

なんとかそのまま起きて、チームで参加の区のボランティアにヨメを送り、30分早いけどそのまま練習へ。
今日は監督が仕事で欠席のため、なんとかメニューをこなし昼過ぎに家に帰ってきた頃はヘロヘロ状態。
ガッツリ昼寝しました。

夜はK人が前から食べたいと熱望していた、たこ焼きとお好み焼き。
実は娘が嫌いなために普段は我が家で食べることはない。
だからこの時ばかりとK人は両方をリクエスト。
たこ焼き10個、お好み焼き半分、焼きそば1人前を食べてご満悦。
「毎月でなくて年に3回でいいから食べたい!」
来年になれば娘も中学生、たまには夕食いらないってこともあるだろうから
その時は毎回今日のメニューにしてあげるよ。
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国チビ 3日目 [地域チーム NKC]

昨日は午前練予定だったが雨のために中止。
K人とは午後に近所で軽くアップのみ。

今日は秋晴れの気持ちよい中、予選3日目が行われた。
まず結果から言うと4-0、5-0で6戦全勝。予選リーグ1位通過を決めました。

内容としては、ただただイノシシのようなドリブルだけでなく逆サイへの展開や絶妙な縦へのスルーパスなど、見ていて面白いシーンが多かった。

ただ良い面ばかりだけではない。それはシュートが決めきれない。
決まらないのではない、決められないのだ。
枠にはしっかり飛んでいる。ミートもしっかり出来ている。
ただGKの正面やポスト・バー・・・
2日目のベストゲームは前半(8分)4本のシュートで4点奪った。ところが今日は8分で10本以上撃つもノースコアのピリオドもあった。

自分もサッカーをやっていたから気持ちはよく分かる。
シュートは思いっきり撃ちたい。また快心のシュートを決めた記憶はのちのちにまで残っている。
ただこれは麻薬だ。一度その味を知ると豪快に決めようとばかりしてしまう。
刹那的な悦びを求め、本質を忘れてしまう。

D級講習の時に以前から知りたかったことのひとつの答えをもらった。
「強いシュートが撃てることが先か、コースを狙ったシュートが撃てるのが先か」
“鶏が先か卵が先か”に似ているようだが全く違う。
答えは「コースから」だった。
改めて考えるとその通りだと思う。

“シュートとはゴールへのラストパス”とジーコと言った。
決まれば良いではなく、シュートの質。これからはそれを求めていきたい。
それが出来るようになるにはこのシーンでどういうシュートをすれば良いのかという咄嗟の判断力。

これが出来るか出来ないかで国チビの行方は大きく変わるだろう。

そうは言っても6試合よく戦った。
お疲れ様!
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国チビ 1・2日 [地域チーム NKC]

過ごしやすい秋らしい週末でした。
この土日から2年生にとって、このクラス最後の市大会が始まりました。

朝、集合場所に行くとコーチは自分一人だけ・・・
幹事ママと一緒に子ども達を連れて車で15分くらいの会場へ向かった。
車の中は怖いぐらい静か。“大丈夫かなあ〜”と思い、ギャグを飛ばすもリアクションなしでまだ寝てる状態。これはアップをしっかりやらねば!と思いながら会場入り。

ウチの初戦は2試合目。1試合目には担当副審が入っていたから、子ども達にアップメニュー・ハーフタイムのシュート練を指示して審判へ。
“早く誰か来てくれ!”と思った時にコーチが一人自転車で駆けつけてくれた。
シュート練の時に監督も夜勤明けからバイクを飛ばして来てくれた。
二人とも自分の子供がいるパパコーチでないのに。ホントに頭が下がる想いだ。

この日の相手2チームは春の市大会の結果から推測すると、やや格下の様子。
でも半年間でどれくらい伸びているかはわからないので決して侮れない。
K人は先週ミニゲームで1回やっただけの右ハーフのポジション。
キャプテンは副キャプテンのTが務めた。
この間のカップ戦で泣いて干されたことを思えば先発で使ってもらえるだけで御の字でしょう。

そしてその期待に応えて5得点を挙げ9-0の勝利!
何本も右サイドの角度のないところから決めていた。
正直ボクですら“よくあんなとこから決めるなあ”という感じ。
2試合目も8-1と大勝した。

この日は攻め込まれるシーンがほとんどなかったのでK人はやり慣れたトップのようなポジショニングだったが日曜日の相手は春の準優勝チームなので、家に帰ってから右サイドの役割を要点だけまとめて教えた。

それと1試合目が終わったあと、すごく良いことがあった。でもナイショ。


そして日曜日、抽選会の帰り道にK人が“引き分け狙いだね”と言った相手。
土曜日に見た限りでは今のウチならいい勝負になる気はしていた。

開始早々、この大会からCBにコンバートしたRの大きなクリアが相手GKの前で大きく弾んでラッキーな先制!
更に攻め続け、右サイドをトップスピードで駆け上がるK人がプレスがかかる前に豪快なミドルを左サイドネットに突き刺し2点目。
ここからも早いチェックからボールを奪い2点追加。なんと前半で4-0のリード。相手はエースをバックに置くディフェンシブな布陣からの4点はでかい!誰も予想しなかった展開でゲームは進む。
中半はドロー。
後半最後の8分は相手はエースを上げてきた。さすがにドリブルは上手い。見事にかわされ1点を失うも2点追加し6-1で準優勝チームから大差の勝利!
8人の誰一人気を抜かない24分間集中し続けた、約2年間この子達を見てきた中でベストゲームだったかも知れない。

2試合目は同じ区のチーム。6月に12-0で勝っているチームだが、1試合目で心身疲れたかやや緩いゲームとなってしまったが5-1で勝利!
4連勝で1位浮上です。

2試合目が終わって子ども達と輪になっておにぎりを食べている時に聞きいてみた。
「2試合目はどうした?元気なかった気がしたけど」
すると何人かの子が
「1試合目で集中しすぎて疲れちゃった」

そうだよね、それだけのことやってたもん。
コーチというポジションで“そっか、それならしょうがないな”と言うつもりはない。
でも8歳のこの子達にそこまで完璧を求めることはボクには出来ない。もし2試合目に負けてしまったら、1試合目の頑張りが水の泡になってしまうが、内容はどうであれしっかり勝ち点3を取ったのだから心の中では褒めてあげた。

今回は会場も近いので2時前には家に帰って来た。
今年になって全試合のビデオ撮影を数人で手分けして撮っている。この大会はヨメが撮っているので、すぐにDVDにダビングして夕方に選手の家へ配ってきた。
土曜の夜は反省・修正という意味もあるが、ボクはその日の2ゲームを2回見た。きっとみんなも同じように早く見たいはず。
今日は先発8人の両親のうち13人が応援に駆けつけた。これはかなりの率だと思う。地域チームは親の熱意が大切だと常々感じている。だからこそ今のこのチームは上手く回っているのだと思う。

熱意のある人は無条件で応援したい。
「元気ですか〜!元気があれば何でも出来る!」

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子供と大人の関係 [サッカー全般]

いよいよ明日から秋の公式戦が始まります。
その前にちょっと2つの興味深い話を。


えどもんさん同様、三軒長屋のオヤジ希望のボクだが、実際のところは三軒長屋に住んだことはない。団地に住んでいた少年時代にもそんな“オヤジ”はご近所にはいなかった。そんな中、自分の思い描く“オヤジ像”に実体験で一番近いオヤジは“駄菓子屋のオヤジ”ではないかと前から思っていた。

そして今日の朝刊にこんな記事が載っていた。
子供にとって親・先生とはタテの関係、友達とはヨコの関係。そして“駄菓子屋のオヤジ”とは「ナナメの関係」と位置づけられ、この「ナナメの関係」が重要であるというのだ。
そうか!漠然と感じていたチームの子供たちとの関係は「ナナメの関係」だったのか。
ただ、教育という観点も含むとコーチもタテの関係になってしまう。話を聞かない子や砂いじりをしている子に注意をすることは確実にタテだし・・・
今までは子供たちとの「距離」という感覚で捉えていたが、「角度」も重要か。2Dが3Dになってしまった・・・ますます難しい(汗)


もうひとつはブログで読んだある先生の話。

サッカーの試合が学校行事と重なった時に学校を休むことにすると、いつも大きな宿題を出されるらしい。
算数のドリル?漢字の書き取り?
いやいや違って、

試合に勝つこと☆
ゴールを決めて来ること☆
クラスの皆で応援してるから、頑張っておいで!

そう言って、背中を押してくれる。
サッカーに限らず、野球の子も、ピアノの発表会の子もみんなそうやって送り出してくれるとのこと。
学校を休ませることや教育現場でのことなど賛否はあるかも知れないが、ボクはこの先生は“粋”だと思う。「クラスの皆で応援してるから」ってとこにグッと来るし、言われればお世辞でも子供は嬉しいだろう。


子供たちにとって、家庭・学校・チーム・その他いろいろな世界があって、いろいろな世界があるからこそ その中で成長しているんだな、と再認識しました。
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カップ戦 結果 [地域チーム NKC]

昨日は良い天気でした。
サッカー日和だけど、土日の豪雨の影響で工事現場のようなグラウンドは1/3ぐらいはまだ水たまり。
江田駅からちょっと登った中学校予定地、でもかれこれ10年近く“予定地”のままなんだって。だからよく少年サッカーの会場には使われているが、やっと“なんか”が建つらしくこの冬からは使えなくなるらしい。ってことはここに来るのは最初で最後だな。

既に主催チームHPに結果はアップされていますが、ウチのゲームだけでも。

パーシ@ン 2-4
@豆戸 0-1
元@川A 0-2
予選無勝で7-8位パートへ。
元@川B 3-0
で、7位でした。8チーム中だけどね・・・

率直な感想として、どこも選手の気持ちが強い。絶対にボールを取るんだという強い気持ち、ややもすると味方のボールを奪いかねない勢いだ。
ウチの選手とは随分違うな〜これらのチームと比べるとなんかおっとり君に見えてしまう。

ただ、これでいいのか?とも思った。
奪ったらドリブル、ディフェンスの網にかかったら2,3人でアタック。誰が奪ったらまたドリブル・・・
そうこうして相手ゴールに近づいたらシュート。
アグレッシブなのは分かる。勝ちたい気持ちが強いのも分かる。
でも、もしディフェンスに1回引っかかった時ダイレクトパス2本繋がれたらどフリーになる、そこまでウチの選手は出来ないけどね。

祝日でコーチが少なかったので主審を3回やったけどどのチームもまったく一緒。
見ていてつまらない。サッカーじゃなくてラグビーのモールだよ。モールからまたボールを出して徐々にエリアを進めていく。
これって選手の育成になっているのだろうか?だってなんにも考えていないよ、判断していない。目の前のボールに群がって、ただ相手からボールを奪って前に進むだけ。「取られたらまた取り返す」っていう信念だろうからドリブルテクだって大したことない。
「個」の向上に繋がるとは申し訳ないが思えなかった。

なぜなら技術的なことを言えば、これから3年生ぐらいになってフォーメーションを組んでくるのだろう。ただその時にこの2年間で培われた“アグレッシブな気持ち”でボールを取りに行くと「ポジションを離れるな!」って怒られるんじゃない?選手は必ず戸惑うはず。
また、ボールしか見ていないからルックアップが出来ない。現にドリブルで仕掛けても空いたスペースに運ぶのではなく、とにかくゴール一直線。足下しか見えていない証拠だと思う。

高学年になってグラウンドも広くなると、バックにキック力のある選手を置いて、大きなクリアを蹴らせてトップに置いた足の速い選手を走らせるサッカーを常套手段としているチームが多いと聞く。

それと同じでつまらない。
なんか1日でかなり少年サッカーから冷めた想いだ。

負け惜しみに聞こえるかも知れないがウチの選手に与えている“考えるサッカー”の方がよっぽど楽しいし、未来があると思う。
「パス」なのか「ドリブル」なのか「クリア」なのか「シュート」なのか、自分で判断するサッカー。
指導者として何が正しいのか分からなくなった1日でした。

さてさてK人ちゃんの話。
今回も試合中に泣きました。TOPで入った2試合目前半に思うようにシュートが決まらずグズグズに・・・
とうとうハーフタイムに監督から無言のダメ出しを受け、2試合目後半以降、全試合に出してもらえませんでした。

まあ正直なところ「ざまあみろ」って言うのがボクの率直な感想ですね。
試合中に泣いてるヤツなんて誰だって使いたくないよ。
もちろん家に帰ってからもハリケーン並の雷は落ちました。

ただ今回のことは本人もかなりショックだったようなので、市大会前に毒が出てこれで心機一転望めれば良いのですが・・・

ただ、もうあまり期待はしていません。だって期待して裏切られると疲れるもん。
一度や二度ならまだしも数えきれないからね、別にサッカーだけが人生じゃないし。

ちょっと距離を置いて10月の市大会に望むつもりです。
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すげーカップ戦 [地域チーム NKC]

キリンカップが終わったみたいですね、全然観に行っていませんが。
SLはなんとサックス“B”が優勝したらしい。
大方の予想を裏切って(?)川崎のパーシ@ンを破っての勝利。現在2年生の神奈川最強と言われているパーシ@ンが負けたのか・・・

7月にウチのカップ戦決勝で“B”には1-3で敗れました。あと少し頑張れば勝てたゲームにも思えます。と言うことは神奈川最強の噂のチームとも互角の勝負が出来るかも・・・

などと憶測を加速することもなく、すごいカップ戦が飛び込んできました。
もともと付き合いのある北部のチームで、毎年お互いのカップ戦に招待し合っています。そこから23日の詳細が一昨日届きました。

パーシ@ン・ゼブ@・@豆戸・あざ@野キッ@ーズJr・横浜港@それとウチと主催チーム元@川のA・B2チームの計8チーム!
よくもまあ、これだけのチーム呼んだな〜国チビの前哨戦というか、この中からベスト4に2チームは入るでしょうね。
しかも初戦がパーシ@ン、5分休憩後に@豆戸・・・もし残暑が厳しければもう子供たちは即死だな。
しかも監督は祝日で仕事のために指揮執らなきゃならないし。

でもウチの選手たち、最近少々鼻が伸び始めているからここらで“ポキッ”としてもらった方が良いかも知れません。
3連休は土曜日は座間のチームのカップ戦で東京“B”に決勝でPK負け。
月曜日は東戸塚のチーム他3チームでのTMで無失点6連勝。

少し痛い目に遭ういい機会、上には上がいるんだよ、井の中の蛙大海を知らずだよ。


とは言ってみたものの楽しみ4割恐さ6割です・・・

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